卒業生の皆さんに、作品のこと、学校のこと、校舎のある北千住のこと、いろいろ聞いてみました!

水野早佑理 -プロジェクト5-

アイデンティティを編集する、フィクションを仕立てる

水野早佑理

写真を撮影する一連の行為にかかる「編集すること」に注目し、現在の写真文化におけるアイデンティティーの要素と自己表現のあり方を考察した。

-音環に入ったきっかけ

高3の冬に毛利先生の著書「ポピュラー音楽と資本主義」を読んで。それまで何となく社会学部で勉強したいと思っていたが、自分は特に現代の大衆文化に興味があるんだなーと知って音環を受験することにしました。あと純粋に音楽が好きだった。

-在学中に主に勉強したことは何?

入学当初は、セルフプロデュース行為にテーマを絞って地下アイドルを追いかけたり読モにインタビューしたりしてました。授業はセルフプロデュースから派生してメディア論や記号論の講義を取ってました。卒論もセルフプロデュースが内在する写真意識や現代の写真(イメージ)を使用したアイコニックなコミュニケーション形態をベースに書き始めたので、「セルフプロデュース」とは私が4年間執着していたキーワードだと思います。あと2年の冬に自分で映像制作する機会があって、それを機に後半は映像、特にドキュメンタリーについて勉強しました。私が一貫して興味があったのは自分で自身を記録したり発信したりする際にかかるバイアスとそのバイアスが生まれる背景についてだったんじゃないかな…と卒論を書き終わってから気づきました!

-作品 or 論文の概要をわかりやすく説明してください

写真を撮ることと共有することが直結しやすくなった現代においての、写真論の再考です。

-作品or論文でやりたかったこと、伝えたいことは何?

皆さんもそうかもしれませんが私は写真を撮る時、既に頭の中にキャプションを思い浮かべています。(シャッターを切る前からハッシュタグがついている状態といえば良いでしょうか。)これは現像前から自分の経験や記憶をトリミング・分類している気がして、この「不誠実な感じ」が写真を撮るのを億劫にさせていました…といきなりこのような話から始めるとチラ裏感が強い。あと「自意識過剰な私」でこの問題意識を片付けたくなくて、この際卒論で現代の写真文化や写真意識を理論から考え直してこの状態を言語化してみようと思いました。

-千住キャンパス周辺の好きな飲食店について語ってください

直帰してたのであまり詳しくありません。