卒業生の皆さんに、作品のこと、学校のこと、校舎のある北千住のこと、いろいろ聞いてみました!

Marty Hicks -プロジェクト1-

dear alma: part 1 & 2

Marty Hicks

「dear alma: part 1 & 2」は5つのスピーカーによるサラウンド音響を用いた、8ミリフィルムの映像作品である。
視覚的または聴覚的な記憶の曖昧さ、不完全さや儚さなどの概念を賛美するこの作品は、語りを音楽として表現した音楽的映像詩のような試みである。

-音環に入ったきっかけ

入学前に行った千住アートパスが大きなきっかけでした。在学生の制作や研究領域などを知ったら、ここ入学したい!と思いました。

-在学中に主に勉強したことは何?

アニメーションを始めとして様々な映像作品に音楽を付けるという実践的な課題で、映像と音楽の関連性を深く学ぶことができました。そして、MaxMSPなどの音楽制作ソフトの基礎とか活かし方の勉強も興味深かったです。

-作品 or 論文の概要をわかりやすく説明してください

修了制作「dear alma: part 1 & 2」では8ミリフィルムという古いフィルム種類を用いて映像を撮影しました。その映像のために、5つのスピーカーによるサラウンド音環境を活用した音楽と音を制作しました。語り声、歌声、ピアノ、そして多様な音素材を利用した、13分程の「音楽的映像詩」のような作品です。

-作品or論文でやりたかったこと、伝えたいことは何?

私たちの中で潜んでいる視覚的記憶、または聴覚的記憶、が錆びたり曖昧になってゆくことを惜しく思うのではなく、記憶のその有機的な存在を賞賛しようとする作品です。ボケやすくて、どこか不完全さを感じる8ミリフィルム、持続性を滅多に持たない断片化した話し声、そしてカセットテープなどのノイズの入りやすい音を敢えて使用することによって、生命の儚さにおける「美」を強調しようと試みました。

-千住キャンパス周辺の好きな飲食店について語ってください

コーヒーが好きなので、「蔵」とか「シャンテ」とかの純喫茶のようなところがお気に入りです。北千住駅の東側にあった「サンローゼ」が一番好きだったのですが、去年閉店してしまいました。残念な限りです。