先の見えない冒険へ


無意識下で起こる夢の現象を、意識的にアニメーションと音におこしていくという実験を試みた作品である。ここでは、ある眠っている男の夢の中を描いている。現実に鳴っている音が夢の内容に干渉したり、男が抱える欲求・不安・過去の記憶など様々なイメージが断続的に連鎖していく。特に、現実で見る景色や聞こえる音との「ズレ」を意識しながら制作を行った。